都市計画コンサルティングに関する研究レポート

楽しみが生む地域交流

2008.06.25

鎌ケ谷市には、「みんなで楽しむまちづくり」の頭文字からとったMTM鎌ケ谷という、組織があります。この会の構成は、鎌ケ谷駅前自治会、東武鎌ケ谷駅前商店街振興組合、NPO法人KAOの会から成り立っています。
MTM鎌ケ谷主催の第一回目の企画とし、先日「とっこめ寄席」が開かれました。鎌ケ谷は、その昔牧場地であり、昨年、牧跡としては全国で初めて、「下総小金中野牧跡」として国の史跡に指定されました。当時この地名にちなんだ「金原亭馬生」という名の落語家が生まれ、当代の馬生師匠は11代目です。馬と落語と鎌ケ谷の関係から師匠を招き、この寄席の開催につながりました。
開催にあたっては、市や市民、地元高校生、企業など、MTM鎌ケ谷の構成員以外の人たちも多く参加しました。会場は市が提供し、内装は全て手作りで、幟の竹材の調達から全てMTMのメンバーみんなで作業しました。結果、満員のお客様を得て、大成功に終わりました。
このイベントの成果は、地域を活性化する新たなイベントを創出したということですが、それよりもむしろ、多くの地域住民がその企画、実施に参画する「行動者」になったということが大きな成果だと思います。“地域のために”と考えると多少気持ちが固くなりますが、“自らも楽しむ”行動は長続きもします。そのことが結果的に、地域の持続的な発展に貢献するのです。

担当者名
大瀧 麻奈
 
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