建設コンサルティングに関する研究レポート

商業店舗開発の現場から (4)「屋外広告物について」

2010.02.10

 サインは、わが国において「のれん」が現在の屋外広告物のように多く使われていた江戸時代からの伝統的なものであり、商業者にとって集客を図るための重要な要素になっています。私も前職において商業施設のサイン計画の検討を行った経験がありますが、新規出店の店舗開発に携わる方は社内で十分時間をかけてサイン計画の検討をされるのではないかと思います。
 サインは、特に屋外広告物として、あらゆるところで目にしますが、中にはサインが街を支配しているような場所も多く見受けられます。商業者としては、競合店よりも注意を引き付けるため、必要以上に大きくしたり、派手にしたりしているのではないかと思います。店舗開発の担当者としての気持ちは分からなくはありません。但し、サインは情報伝達のコミュニケーション手段として社会生活では必要不可欠なものではありますが、そのためには「何でもあり」という訳ではなく、都市環境形成のひとつであり、街づくり、美観維持そして街の個性を失わないように配慮して欲しいものだと思います。
 各都道府県等では屋外広告物条例があり、その中で設置基準等が設けられており、サインと都市環境との一定の調和が図れるような設置位置・大きさ・表示方法等が規制されています。但し、実際には違法看板が所々に目立っているのは残念です。違法看板の取り締まりがしきれていないのかもしれません。サインは、商業者の営業・商品に対する信用のシンボルだと思いますので、商業者の姿勢としてモラルを持って設置して欲しいものだと思います。

 弊社では、屋外広告物条例に基づく屋外広告物の更新手続きについて、屋外広告物の管理者となり、管理者の資格(建築士・屋外広告物講習受講者)を有する者が屋外広告物調査等を対応させていただいております。
 屋外広告物の更新等の手続きについてのご要望がございましたら対応いたします。
                                               

担当者名
黒田賢治
 
>>詳細はこちら

ページトップへ