都市計画コンサルティングに関する研究レポート

エリアマネジメントとシェアハウス/シェアオフィスとの親和性

2014.09.16

 当社が注力して取り組んでいる分野のひとつはエリアマネジメントです。
 平成10年から取り組んでいる、千葉県鎌ケ谷市(東武野田線鎌ケ谷駅周辺エリア)をはじめ、神奈川県海老名市(海老名駅西口地区土地区画整理事業)や、名古屋市納屋橋地区(納屋橋東地区第一種市街地再開発事業)、及び福島県いわき市(いわき駅周辺地区)などにおいて、エリアマネジメントの観点で、まちづくりのお手伝いをさせて頂いております。

 当社は「エリアマネジメント」について、
『まちに「暮らす」「働く」「出会う」場を創出することを目的に、「空間」「ルール」「体制」を整えることである』
と定義しています。
加えて、「体制」については、
『「経済循環の仕組み」「地権者主体の組織」「実力あるプレーヤー」を整えることが必要である』
としています。

 この考え方に基づき実践を重ねるなかで、最も重要且つ課題と考えていることは、「体制」のなかに、いかにして「実力あるプレーヤー」を確保するか、という点です。

 その意味で現在最も注目しているのが「シェアハウス/シェアオフィス」に関する動向です。
 
 シェアハウスに関しては、日本シェアハウス・ゲストハウス連盟が2014年1月に公表した調査がありますが、特に東京都心において近年益々そのニーズが注目されています。そこには利便性と経済性における選択というニーズも根底にありつつも、加えて「出会いを求める」ニーズがあると言えるでしょう。そのような主体性・能動性は、まさにまちづくりが求める人物像に近いものがあります。

<日本シェアハウス・ゲストハウス連盟の調査レポート>
http://www.jgho.org/wp-content/uploads/2014/02/20140131_SH_Reserch.pdf


 そこで、民間施設としてのシェアハウス/シェアオフィス事業を、エリアマネジメントの観点から捉え直し、地域の価値向上をめざす戦略の一環として、同事業を位置づけることが有効では無いかと考えている次第です。
※添付PDF参照


 建築確認申請上の整理など、まだまだ課題はありますが、このニーズは、ストックの有効な活用という点からも注目されています。

<SHARE ISSUE ARCHIVES PROJECT>
http://share-issue.org


 当社としても、引き続き、担当するプロジェクトにおいて、研究・検討を進めていきたいと考えています。


<参考:弊社取り組み>
■鎌ケ谷駅東口プロジェクト
http://www.toshimirai.jp/tochi_model/Contents/1527/project1.htm
■海老名駅西口地区土地区画整理事業
http://ebinishi.or.jp
■納屋橋東地区第一種市街地再開発事業
http://www.nayabashi.com


PDFエリアマネジメントとシェアハウス/シェアオフィスとの親和性.pdf(1493KB)

担当者名
原 拓也
 
>>詳細はこちら

ページトップへ